都会の雑踏
急ぎ足で歩く人達
退屈な日常に
時間を止め
世界を変える魔法を掛ける
一瞬の静寂
崩れ行くビルの群れ
誰も居ない街並
心地よい風が肌を撫で
時と共に通り過ぎていく
御霊 頻き降る
直黒の海
剥がれた月は
枯ら声で
誰そ彼を 舞ふ
魔風を嚇す
目離る 御室に
散り交ふ 花が
避らぬ別れに
願ふ 仕合わせ
‡時の音‡
時の音
だんだん近づく?
だんだん遠のく?
感じるままに
お気に召すままに
季節が変わるけど
心は立ち止まったまま?
いや、そんな事はなかった・・
僕の心も少しずつ変化してる
変わらないと誓った祈りも
少しずつ色褪せてゆく。
これは
いけない事なの?